エンジニアカレッジには受講形式が以下の3種類あり、あなたの都合に合った研修コースを選択できます。
- 平日5日間コース
- 通学個別研修
- Skype個別研修
「エンジニアカレッジのコースにはどんな種類がある?違いを知りたい」
「自分に合ったコースはどれかを考えたい」
そんなあなたへ向けて、本記事で簡潔にまとめました。
実は、公式サイト上にはこれらの受講形式が「どう具体的に異なるか」まで記載がないのです。
本記事を読むことで「自分にはどの受講形式が適しているか?」が分かるようになります。
受講形式によって、学習内容や受講期間が少しずつ異なる点に注目してください。
▼プログラマカレッジと違いが分からない方はコチラを先にどうぞ。

目次
平日5日間コース
研修場所
池尻 研修センター
最寄り駅:
「池尻大橋」駅(田園都市線)徒歩10分
「三軒茶屋」駅(田園都市線)徒歩11分
入学のタイミング
月初の週 (最短で申し込みの翌月から)
例えば4月10日に登録して申し込んだ場合は、5月の1週目から開始となります。
登録するとまずは無料説明会がありそれを聞いてみてからの受講になるので、登録が月末に近い場合は翌々月からになるかもしれません。
受講期間
2ヵ月
(その後約1ヶ月間、就活)
※研修施設での総学習時間は約 280 時間
授業時間
月~金 10:00~18:00
基本的に、平日は毎日この時間帯固定で通学することになります。
平日コース デメリット・メリット
デメリット
- 平日日中帯に時間が確保できない人は受講できない
メリット
- サーバ・ネットワーク機器を実機で触りながら学習ができる
- 研修施設に通い続けるため、学習時間が最も多く確保できる(=学習が習慣化される)
- 最大30名のクラス制=同じ志を持った仲間と一緒でモチベーションを維持しやすい
平日コース こんな人におすすめ
就職後、「上流工程」から始められる可能性を高めたい人
エンジニアカレッジの平日コースは「ルーターやスイッチ、ファイアウォールやロードバランサーなどネットワーク実機やサーバ実機を用いて学習する時間が豊富にある(約280時間)」というメリットがあります。

この実機での学習経験がそのまま就活時、就活後の案件配属に有利に働くのです。
まず前提として、実務未経験の人がインフラエンジニアとして就職する場合、以下どちらかのフェーズの業務を行うことになります。
監視・運用フェーズ (下流工程) |
・ネットワーク/サーバの障害対応や機器設定変更がメイン業務 ・仕事の手順はマニュアル化されている |
---|---|
設計・構築フェーズ (上流工程) |
・実現したいことに対して、ネットワーク機器・サーバをどう組むべきかを設計する(ネットワーク構成図やサーバパラメーター設計書などを書き起こす) ・設計に基づいて機器を構築しひとつのシステムとして完成させる |
このうち、実務未経験者は「監視・運用フェーズ=下流工程」の案件へ配属される可能性の方が高いです。
業務がマニュアル化されていて技術的な難易度が低いことから「まずは下流工程から」となりやすいのは想像しやすいかと。
しかし、実践的なエンジニアスキルを身に着けることができる「設計・構築フェーズ=上流工程」の業務からスタートできる可能性は未経験者にも十分にあります。
たとえば「先輩の下について見習いエンジニアとして作業指示をもらいつつサーバ構築を行う」といったイメージです。
平日コースは2ヶ月間で最低でも280時間という多くの学習時間を確保できるので、
- サーバ資格(LPIC)を取得
→ 知識と努力の証明 - ネットワーク/サーバの実機構築を経験
→ 実務経験はなくとも、知識を実践に転用できるアピールになる
このような実務未経験者がしうる最大限の武装ができるので、採用面接や入社後の業務配属の采配時のアピール材料になってくれます。
平日毎日通学できるのなら、平日コースで間違いありません。

なまけ癖を自覚してるけど、治したいと考えている人
「自宅で一人でいると、ついだらけてしまう」という人はいませんか。これは完全に僕自身にも当てはまります…。
平日コースは、平日毎日10時〜18時で強制的に学習する時間を作ることになります。また、同期の他受講生と一緒なので「学習しないといけない環境」に身をおくことになります。
そんな生活が1週間も続けば、普段怠け癖がある人でも「学習するのが習慣」になってくるんですね。環境が人を作ります。
この2ヶ月間を利用して、ネットワーク/サーバスキルに加えて”学習習慣”も身に付ける一石二鳥を狙いましょう。
通学個別研修
研修場所
霞が関 虎ノ門 インターノウス本社
※2019年1月に移転
最寄り駅:
「霞ケ関」駅 徒歩4分(千代田線/日比谷線)
「神谷町」駅 徒歩2分(日比谷線)
「六本木一丁目」駅 徒歩6分(南北線)
※Skype個別研修コースは、自宅から受講
入学のタイミング
利用登録/初回説明会完了後、あなたの希望をもとに好きなタイミングで開始
受講期間
1~3か月
(その後約1ヶ月間、就活)
※研修施設での総学習時間は約 40 時間
授業時間
週1~3回、数時間の授業(土日も可)
※回数/授業時間帯はあなたの希望をもとに相談して決めることが可能
個別研修コース デメリット・メリット
デメリット
- 毎日8時間通学して学習する平日コースと比べ、総学習時間が少なくなる
メリット
- 授業のための通学時間を自分の都合で調整できる
- 授業は講師とマンツーマン
- LINEなどチャットで土日含め講師へ質問ができる
個別研修コース こんな人におすすめ
平日日中帯に働きながらインフラエンジニアへ転職を目指す人
平日コースは平日日中帯に毎日通学できることが前提でした。
個別研修コースは「今アルバイト/正社員として昼間は働かないといけない」という方向けに設計されています。
- 収入を得ながら無理なくエンジニア転職の準備を進められる
- 万が一、エンジニア転職を諦めることになっても「とりあえず現職を続ける」という退路を残せる(仕事を辞めて平日コースだと後戻りできない)
1週間、1日でも早く転職したい人
平日コースは研修2ヶ月固定 + 就活1ヶ月で最低3ヶ月かかります。全員で同じ日に入学して同じ日に卒業なので、研修期間の調整が効きません。
一方、個別研修コースは講師とマンツーマンのため最短1ヶ月で終わらせるスケジュールで調整することもできます。
実際に、以下のような体験談もありました。
私は仕事と並行希望でしたので、それができるインフラ個別研修を受講させていただきまして、講師の方に、基礎からわかりやすく教えていただきました。生活のことがあって、できる限り早く就職したいと思っていたので、1回の授業に2〜3回分の授業を詰め込んでいただき、教えていただくことができました。
エンジニアカレッジ カトウさんの体験談
Skype個別研修
都内の教室に通学することができない都外在住者向けを想定したコースです。
研修場所
自宅
開講のタイミング
利用登録/初回説明会完了後、あなたの希望をもとに好きなタイミングで開始
受講期間
1~3か月 (その後約1ヶ月間、就活)
授業時間
週1~3回、数時間の授業(土日も可)
※回数/授業時間帯はあなたの希望をもとに相談して決めることが可能
※研修施設での総学習時間は約 0 時間
Skype個別研修 デメリット・メリット
デメリット
- 通学がないため、学習を継続する意志・モチベーションが必要
- 就職活動のために結局は東京近郊へ来ないといけない(東京/神奈川/千葉/埼玉以外での就職活動は不可)
メリット
- 地方在住でも唯一受講可能なコース
- Skypeのビデオ電話で講師とオンライン授業(マンツーマン)
- LINEなどチャットで土日含め講師へ質問ができる
Skype個別研修 こんな人におすすめ
- 通学受講のために上京はしたくない
- 就職は東京近郊の企業がいい
という方は、Skype個別研修が唯一の選択肢になります。
就職活動について(全コース共通)
履歴書/職務経歴書の作成開始のタイミング
ネットワーク/サーバ研修と並行して実施
履歴書/職務経歴書の作成はエンジニアカレッジのキャリアアドバイザーさんが手伝ってくれるので、書き方や内容に悩む必要はありません。
自己分析や自分の強みをアピールなんてできない・・・と自信がないあなたでも安心してください。全部、任せてしまいましょう。
面接対策開始のタイミング
ネットワーク/サーバ研修と並行して実施(履歴書/職務経歴書が完成後)
就職活動の期間
ネットワーク/サーバ研修が完了後、約1ヵ月間
受講開始から就職までの期間シミュレーション
エンジニアカレッジの各コース受講開始から就職までの見込み期間(研修 + 就職活動1ヵ月)は、だいたい以下が目安になります。
「平日5日間コース」を6月から受講開始
⇒ 3ヵ月後の9月からエンジニアデビュー!
「個別研修コース / Skype個別研修コース 」を6月から受講
⇒ 2~4ヵ月後の8~10月からエンジニアデビュー!
エンジニアカレッジ受講形式のまとめ
再度、簡潔にコースごとの特徴をまとめます。
平日5日間コースが向いている人:
- 就職後、「上流工程」から始められる可能性を高めたい
- やらざるを得ない環境へ身を置きたい
通学個別研修コースが向いている人:
- 就業しながらインフラエンジニア転職を目指したい
- 1週間、1日でも早く転職したい
Skype個別研修コースが向いている人:
- 地方から在宅受講→都心で就職をしたい
もっと単純に「平日昼間に時間があるなら平日コース、そうでなければ通学個別コース」と考えても問題ありません。
一番人気なのは、やはり2ヶ月間みっちりと学習できる平日コースです。
現時点でコースを決める必要なし。まずは登録→オンライン説明会へ参加してみよう
エンジニアカレッジには状況に応じた柔軟なコースがありますが、公式サイトから無料登録する時点でコースを選択する必要はありません。

なので「どのコースが良いか」で考えるのは、登録後の説明会であなたの状況をアドバイザーに相談してみたあとで大丈夫です。
「登録→説明会の参加」と「受講の申し込み」は全く別のプロセスなので、説明会までは気軽に参加してみてください。うざったい勧誘もありません。
とはいえ説明会の日程が分からないことには始まらないので、
- エンジニアカレッジ公式サイト ≫
から無料登録する
- とりあえず説明会等の日程案内の返信を待ってみる
- 都合の良い日程があるか確認してみる
「登録して待つ」という目先の簡単なステップだけ行動にうつしてみてください。
登録は1分で終わるくらい簡単なので、1週間1ヶ月と先延ばしにしてしまった時の後悔を今すぐ潰しにかかりましょう。