という方へ向けて、エンジニアカレッジの評判良し悪しについてまとめています。
エンジニアカレッジは「ITインフラ=ネットワーク/サーバ技術」について学習してインフラエンジニアとしての就職を目指すスクールです。
▼プログラマカレッジと混同しているかも…という方は、以下に違いをまとめたので参考にしてください
本記事の前半では、実際に受講した方の体験談を紹介しつつ「エンジニアカレッジを受講する前に認識しておいた方がギャップに悩まなくて済むこと」について書いていきます。
ネットワーク・サーバの学習は、プログラミングと比べるとどうしても「分かりにくい」と感じることがあるのです。
受講開始後に抱える可能性が高い問題を先取りして解決しておきましょう。
その後、エンジニアカレッジの研修・就活サポートについて良い評判をご紹介します。
目次
エンジニアカレッジの評判:受講生のリアルな感想
まずは、受講生がITインフラ技術の研修を受けた結果、どう感じたのか。抜粋したものをご覧ください。
「勉強してもITインフラがどう世に役立っているのか謎」
エンジニアカレッジ 利用者の評判より抜粋
エンジニアカレッジ 利用者の評判より抜粋
研修で「ITインフラはよく分からん…」と感じる人が多い
体験談を読むと「学習しているインフラ技術が現実世界にどう活かされているのか教えてほしかった」と感じる受講生の声があることが分かります。
ここで不思議なことに、プログラミングを学習してアプリを作るプログラマカレッジだと「プログラミングが何の役に立つか教えてほしかった」という感想は絶対に出ないのです。
インフラ技術を学習するエンジニアカレッジだけ、「ITインフラの技術はどう役に立つのか」と受講生から疑問が出ます。
…これはなぜだか想像がつくでしょうか?
僕も文系未経験からインフラエンジニアになった身なので、最初は全く同じように「自分が勉強してることの意義が見えない…」と感じて困惑したことがあるのですが、
IT未経験者にとって、プログラミングと違って「サーバ」や「ネットワーク」というインフラ技術はそもそも分かりづらくて当たり前
という事情があります。
ITインフラ技術がどう役立つか分かりにくい2つの理由
プログラミングなどの開発系技術と異なり、ネットワークやサーバなどインフラ系技術が分かりにくい理由は以下です。
- ネットワーク・サーバは普段目に見えない・意識しない
- ネットワーク・サーバは単体では役に立たない=複雑につながりあってナンボ
ITインフラ初学者は、勉強するほど「現実社会と具体的にどう結びつくのか分からない」となってしまう”あるある話”であることを知っておくと、学習開始後の理想と現実のギャップが狭くなります。
1. ネットワーク/サーバは普段目に見えないから分かりにくい
まず「ITインフラ=ネットワーク・サーバ」はなくてはならない社会基盤であるにも関わらず、「普段僕らの目に見えない」という意味で生活に馴染んでいません。
日常生活で「おー、ネットワーク機器が動いてるサーバが動いてる」と意識することはまずないです。
日常で意識するのはITインフラの上で動いている「アプリケーション」の部分のみ。
普段ネットワークやサーバを物理的に感じることはなくても、LINEやTwitter、YouTubeといったアプリは多くの人が毎日欠かさずポチポチしているはず。
僕がLINEを初めて使った時「スマホからメールじゃなくてチャットで会話できるなんてとんでもなく便利じゃねぇか…!」と驚き、「こんなアプリがあるなんてすごいな〜」と感謝したものですが、
「このアプリを支えているネットワークやサーバがあるんだすごいな〜」とは一瞬たりとも考えたことはないです。
僕に限らず日本国民1000人いたら999人が「アプリすごい、便利」と考え「通信を運んでるネットワークすごい、メッセージを処理するサーバすごい」とは考えないはず。
残りの1人はきっとITエンジニアです。
ネット上で経路を結んでいる機器や、アプリが載っているサーバなんて僕ら一般ユーザから物理的に見えませんので。
それくらい、アプリを支えるネットワークやサーバは日常に存在感がないので、理論を学んでも現実味が薄くなってしまうんですね。
2. ネットワーク/サーバは単体では役に立たないから分かりにくい
企業レベルのネットワーク機器やサーバは、何十台何百台と接続し合って「一つの役割を提供するシステム」として成り立っています。
こういったリアルな環境はインフラエンジニアとして実務につかない限りまず触れることはできません。
当然、初学者はまず機器単体の設定方法から学ぶことになるのですが、
このようにネットワーク機器単体を設定する場合、「・・・で?これが何なの?」となりそうのは想像が付くのではないかなと。
- インフラエンジニアの守備範囲であるネットワーク・サーバは、そもそも日常から隠れているため分かりづらい
- いざ勉強してみると、手元の学習環境が現実の構成とかけ離れていて分かりづらい
「よく分からん」の対処法:実務をやれば分かるので気にしないこと
言ってしまえば、
「最初のうちはネットワーク/サーバはよく分からんものなのだ」と始める前に知っておくこと
が対策です。
記事序盤に載せた受講生の声に「勉強していることがどう仕事に役立つか教えてほしかった」とありました。
しかし残念ながら、言葉で図であれこれ説明してもらっても「…な、なるほど…?」で終わると思います。
インフラエンジニアとして企業の命運がかかったシステムのインフラを背負う仕事を実際にしてみないことには分からないのです。
- ネットワーク機器のルーティング設定、アクセスリスト設定、ファイアウォールルールの設定方法…etc
- Linuxサーバのインストール方法、コマンドライン操作方法、ファイルシステムの理解、
など、研修中は知識単体を地道に吸収することに集中すればOKです。
「全体としてどうつながるのか」は最後の演習課題で意識して、自分が身に付けた技術がどう社会に役立つレベルに還元できるのかは就職して案件に入れば嫌でも実感します。
実務に入ったとたん、「そういうことか」とアハ体験が待っているはずなので。
参考までに、僕が初めてインフラエンジニアとしての役割をリアルに実感した時の流れです。
- 株式会社〇〇のサーバ構築案件にアサインされる
- 先輩と打ち合わせに参加する
- 企業の社員が業務で利用するアプリケーションが自分がこれから構築するサーバの上で動くことを知る←ここで「社会に役立つ感覚」を身を持って知る
- 自分が構築したサーバが世に出て動いていることに感動を覚える
→ その企業で働く社員業務に陰ながら役立っていることの嬉しさを知る
→ (同時に、サーバに何か不具合があったときの責任の大きさも知る)
インフラエンジニアはよく「縁の下の力持ち」と言われますが、縁の下に入って実際に持ち上げてみないことには分からないことが多いです。
エンジニアカレッジの良い評判まとめ
ITインフラってよくわかんないよ!と言うだけではひたすら意欲をそぐだけになってしまいますね。
ここからは「エンジニアカレッジを受講して良かったところ」の声をどうぞ。
ネットワーク・サーバ研修に関して
エンジニアカレッジ 利用者の声より抜粋
あとは、エンジニアカレッジの雰囲気も良かったです。私は元々人見知りなんですが、講師の方のお人柄が良くて、生徒同士の人間関係も良かったので安心しました。・・・なので、今振り返ってみても、私はエンジニアカレッジに対してマイナスに思うことは特に無いんですよね。
エンジニアカレッジ 利用者の声より抜粋
エンジニアカレッジ 利用者の声より抜粋
エンジニアカレッジ 利用者の声より抜粋
こういった声から、「研修中はピンとこないことがあっても、何だかんだカレッジで学習したことが仕事につながっていた」ということがわかるかと思います。
実際の仕事に活きるカリキュラム、良いですね。
エンジニアカレッジで学習できるネットワーク・サーバのカリキュラムは以下記事でまとめているので参考にしてください。
就活サポートに関して
エンジニアカレッジ 利用者の声より抜粋
就職が初めて、もしくは職歴が浅いと職務経歴書を自信を持って書き上げることは難しいと思うかもしれません。
ですが、職務経歴書なんてもはや代筆なんじゃないかってレベルでキャリアアドバイザーさんから「こう書くと良い」とアドバイスをもらえます。その通りに仕上げていくだけです。
どうせどれだけ頼っても無料なので、使えるものはなんでも使っていきましょう。
エンジニアカレッジの評判 まとめ
これまでの内容を簡潔にまとめます。
- エンジニアカレッジを受講すると「ネットワーク・サーバってどう役に立つのか」が疑問に感じる人は多い
- ネットワーク・サーバは日常的に目にするものでなく大量複雑に接続し合って意味があるので、初学の段階ではイメージできないのも当然
- 「考えてもよく分からないモノ」なので、就職して実務をやるまで気にしすぎないこと
- 「エンジニアカレッジのカリキュラムは実務で役立つ」との声あり
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